近所のおばあさんからの、折りたたみの座卓のリメイクをさせて頂きました。
↓Before:埃を取らないで写真にとったので、見栄えが悪いです。
これを、通常の高さのカフェテーブルに。
加えて、好きな場所への移動がしやすいように、キャスター付にします。
脚の天板への取り付け、キャスターの取り付け方をどうするか、だいぶ悩みました。
↓キャスターを木ネジで、木の小口(年輪がみえるところ)に止めると、割れやすいと判断し、
キャスター取り付け用に木付け加えています。
脚の木は桧を使っています。
↓脚を曲線に切ります。
↓切った後、面を取って、仕上げを行い。
↓テーブル取り付け用の台座を作り、ホゾで組み込みます。
※幕板での取り付けも考えたのですが、天板が小さく足の邪魔になりやすいので見送りました。
脚はこれで完成です。
↓天板は、ゴムの集成材のウレタン塗装だったのですが、色がきついので塗装をやり直すことにしました。
サンダー(80番)で塗装を落とし、120→180→240番で仕上げます。 ※オイルを吸い込ませる為、240番でストップです。
塗装は、オスモのフロアクリアー(床用)を使います。
床用は耐水、耐傷、すべり止めの効果が高くて、テーブル向きなのです。
塗ってから15分~30分くらいでふき取ります。そして乾燥。
※時間を置きすぎる粘度が高くなって上手くふき取れないので、要注意なのです。
乾いたら2回目も同様に行います。
※この辺は風合いや塗装強度など、作り手によってやりかたが様々だと思います。
↓左から塗装前・塗装直後、右は乾燥後
↓乾いてから脚とキャスター、反り止めの桟を取り付け完成です。
昨日納品して、品物を確認して頂いたのですが、
使いやすそうな事、見た目も気に入ってくれて、すごく喜んでくれました。
その人にあった物を作れるのは、とても嬉しい事です。