先日、創業セミナーで一緒している桃農家さんの農園に行ってきました。
「木は自然とおいしい実を作ろうとするから、その障害を取り除いてあげるのが農家の仕事」という言葉を聞いて、その姿勢と想いに感銘を受けていたのです。
桃の木は、植えてから本格的に収穫できるようになるまで、7年位かかるそうです。
左の写真は樹齢20年以上の木で、右の写真は樹齢3年とのこと。
新旧の木の枝が重ならないように、枝を切るそうで、その大切に育てたれた木の枝を頂いてきました。
和歌山で木工をしようと思った時に、桃や梅や柿の枝を使った物を考えていた事もあり、想いが繋がった事に嬉しくなりました。
実家に高圧洗浄機があったので、コケや汚れを落としてあげると。
↓銀色に輝く枝になりました。桃も桜もバラ科モモ亜科で(少し勘違いしていましたが)似ているところが多いのです
次に、表の皮をむくと、↓濃淡の模様がついた、つるっとした木になりました。
驚いたのがその匂い。桃の果実の甘い匂いを薄くし、木のスンとした匂いが混ざったような、ほんのりと甘い落ち着く匂いがします。
ちょっと桃の木ってすごい。。
まだ具体的なアイデアはできていませんが、桃農家さんも一緒にwinwinできるものを作っていきたいと思っています。