作業場に看板を上げました。
まだ表しか彫っていないので、ロープで仮留めしています。
看板の板は、かつらぎ町の製材所で仕入れてきた楠の木です。
もともと中央右よりに大きな割れが入ってきていたので、その割れの流れに沿って、板を割っていきます。
丸ノコで直線に切ることも考えましたが、一枚板の自然な曲線が台無しになってしまう気がして、ノミを楔として、割れを微調整しながら広げていきました。
※電気カンナがねずみみたいで、少しかわいい。
その後、長台鉋で平面を整えていきます。
文字のデザイン・配置を決めた後、
最終の文字彫刻は父親が行っています。
掘りの深さ・形状によって、見易さと雰囲気が変わってくるので、
実際に掘り進めながら、微調整し、適切なポイントを探していきます。
掘った部分の色つけはしていないので、光の当たり具合によって見えづらい時もあります。
文字の色合いをどうするか、、、裏も進めながら考えていきます。